芦 屋 橋 −昭和十五年三月

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芦屋橋の横に新しい芦屋橋が建設中である。


芦屋橋の渡初め式(昭和十五年)
目で見る北九州の100年より
新芦屋橋は平成23年完成予定

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76 芦 屋 橋 − 昭和十五年(一九四〇)三月

大正六年(一九一七)に架けられた旧芦屋橋は昭和十年(一九三五)六月の大雨にて橋脚が洗われ地盤が沈下し、年々橋架が下ってゆき、中央部が屈折して用をはたさなくなったので、県によって新たに架橋が計画され、旧橋から約一七五メートル下流にこの芦屋橋が架設された。全長二七〇メートル、幅員六メートルのコンクリート製である。新芦屋橋が竣工したのは昭和十五年三月末である。その後新芦屋橋は自動車の通行が多くなったので、幅を拡張して人道が造られた。人道の完成は昭和四十二年三月である。山鹿側の橋の欄干にその年月が刻まれている。(芦屋町誌)