立 地 蔵

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立 江 地 蔵 立 像−遠賀 川西四国奥之院
左は南無阿彌陀佛の碑 天保五年(一八三四)六日当浦中

手前右は焚火神社である。
この近くに住むおばあさんの話によると昭和のはじめまでは
横の広場で大きな数珠を、みんなで回しながらお経を唱え
ていたそうである

53 立 地 蔵 −(旧浜崎) 西浜町一三−五

むかし芦屋浜に水死体があがった。見れば大金のはいった財布が首にかけてある。里人がこれを取ろうとすると、死んでいるはずなのに、眼をパッチリと開いて恨めしそうに見る。里人たちは光明寺にお願いしてそのお金で供養をし埋葬した。

残りのお金でこのお地蔵様をつくりここに建て、漁夫の海上安全を祈ると共に、毎年七月八日の御座を設け百万遍の念仏講を行い遭難者の供養をしている。

◎立 江 地 蔵 立 像 −

 遠賀 川西四国奥之院

◎南 無 阿 彌 陀 佛 の 碑 −

         天保五年(一八三四)六日当浦中

 漁夫の海上安全と水死者の供養を祈願して、浜崎浦の人達によって建てられたものである。