地蔵堂(大師堂)

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地 蔵 堂 − 粟屋 (貴船神社の裏)
堂宇 遠賀 川西四国第七十九番札所
本尊 十一面観世昔菩薩本尊


石段 −明治十二年(一八七九)三月 本田 伊六 外


水盤 −昭和七年(一九三二)七月 安高 福蔵

大 師 祠


石 祠(牛馬の神)
 向こう側の建物が貴船神社

明治二十三年二八九〇)九月建立

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3 地蔵堂 −粟屋 (貴船神社の裏)

◎石段 −明治十二年(一八七九)三月 本田 伊六 外

◎水盤 −昭和七年(一九三二)七月 安高 福蔵

◎堂宇 −

遠賀 川西四国第七十九番札所

本尊 十一面観世昔菩薩

◎大師祠 −

◎石祠(牛馬の神)−明治二十三年(一八九〇) 九月建立

※遠賀川西四国・新西国

遠賀川西とは遠賀川下流の西方地域で、中間市・岡垣町・遠賀町・芦屋町の一市三町をその範囲とする。遠賀川西四国八十八ヶ所、新西国三十三ヶ所の霊場の開設は明治三十六年にして、芦屋町中西勘助外九名の発起である。遠賀川西とは遠賀川下流の西方地域で、中間市・岡垣町・遠賀町・芦屋町の一市三町をその範囲とする。遠賀川西四国八十八ヶ所、新西国三十三ヶ所の霊場の開設は明治三十六年にして、芦屋町中西勘助外九名の発起である。



 貴船神社の神殿を背にして「馬の神さま」の石祠、大師堂、地蔵堂がある。馬の神さまは農馬に対する感謝からその守護神としてまつられたものといわれている。石祠に明治二十三年九月と刻まれている。祭日のきまりはないが馬を飼っている家で随時供物をした。

 大師堂は一間半四方の木造のお堂で、川西四国七十九番の札所である。石造の大師の立像が二体並べてまつってある。一体は古くて顔貌もさだかでない。二十一日の縁日には老人たちがお堂に集まってお籠りをした。
芦屋町郷土誌「崗」より