旧芦屋尋常高等小学校々門石柱

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旧芦屋尋常高等小学校々門石柱


昭和28年3月と書かれてある


昭和32年ごろの芦屋中学校である。
向こうに見える松林の丘は今では無いが
今の芦屋町民会館や中央公園付近を望み、
写真の右手を芦屋軌道(軽便鉄道)が
松林を通り、東芦屋駅方面へ向かいました。

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37 旧 芦 屋 尋 常 高 等 小 学 校 々 門 石柱

 明治四十四年五月  芦屋中学校運動場東南側隅

 この門柱はこゝに移設されているが、以前は芦屋橋つきあたりに学校に上る石階段があり其の上にあった。

 学校名は時代により変ったが学校歴史の変遷を物語ってくれるようだ。こゝに学校名にまつわる事路を述べる。福岡県立芦屋中学校は明治十三年(一八八〇)に創設されたが同十八年廃校となった。あとに公立涵泳学校を開校したが、之も同十九年に閉校した。同年遠賀郡町村立芦屋高等小学校を開設、同四十年に芦屋町立となる。船頭町にあった芦屋尋常小学校は明治二十五年こゝに新築移転した。大正三年(一九一四)尋常・高等小学校は統合され芦屋尋常高等小学校と改称された。昭和十六年国民学校と改称、同二十二年芦屋小学校となる。同四十二年に白浜町の新校舎に移転した。その後この門柱は所在不明であったが、どのようないきさっか吉田徳蔵氏が寄贈建立された。